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ゼータ関数や多重対数関数を含んだ定積分式

 もう10年以上前になると思うけれど、以下のようなゼータ関数が絡んだ積分の具体的な表示式を得ていて、薄っぺらな数学ノートに記しておいた。フランスに来る際に、頭の体操用にと、そのノートを持ってきている。近頃、トイレで用を足す際は(大)、そのノートをめくっては思い出に浸っている。
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 どうやって、この値を得たかというと、ガンマ関数とリーマンゼータ関数とのよく知られた関係式
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の積分の上限が ∞ なので、もっと小さい値ではどうなるのかなと思って数値を調べていたのが発端だったと思う。ちなみに、この関係式から容易に以下のよく知られた値を知ることが出来る。

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 当時は、なかなか面白い式が得られたなと思って満足していただけで、それ以上の進展はなかった。でも大好きなゼータ関数も出てくるし、ζ(3)の値も気になるし、もうちょっと掘り下げてみることにした。

 上記は、ゼロから自然対数のlog2という具体的な範囲での値なので、これを少しだけ一般化して、ゼロからaまでの定積分[0, a]がどうなるかちょっと頭を使ってみた。で、得たのが以下の式。の次数も一般化してある。

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思ったより規則性のある式に。

n1~4までの値を見比べて導出したので多分あってると思うけれど、定義域とかはよう分からん。ちなみに、右辺に多重対数関数Link (ポリロガリズム polylogarithm)が出てくる。ゼータ関数と戯れているとよく絡んでくる関数(というか上位版)で、以下のような定義になっている。

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 合っているのかどうか、ちょっと検算をしてみよう。こういう場合に、それなりの精度で定積分計算や和計算が出来るフリーの関数グラフソフトGRAPESLink が活躍する。

 n=2のとき、得られた等式は以下のようになり、ζ(3)が出てくる。
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 a=-1/2のときの具体的な値をGRAPESで計算してみよう。左辺は、
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となり、一方、右辺は
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となり、ほぼ一致している。複素数の範囲で、a=πi(パイ×i)のとき、どうなるか見てみるのも面白そうだ。

   

― by まーちん @ 05:07 pm commentComment [0] pingTrackBack [0]

いくつかの収束する無限級数について

 以前から、数学ノートを作っていて、得られた積分和や無限級数の収束和をメモしたりしてます。そのノートを眺めていてln2に収束する級数がいくつかあることに気が付きました。それとは別に、オイラーの定数Link であるγ(=0.5772156649・・・)が絡んだ式も導いていました。以下の式は、そのひとつです。
log1
lnは自然対数です。

 この式の中に出てくるオイラー定数 γ は、有理数なのか無理数なのか分かっていない数で、5-6年前、これが ln2 - □という形ではと思って、色々計算してたときの副産物で、以下の等式を得ました。

log2

 これは、ここで終わっていたんですが、先日、ノートを何気に眺めていて、ちょっと手計算、以下の式も成り立ちそうです。

log3

 これから、帰納的に以下の等式が推測できます。

log4

 いくつか計算してみたところ成り立つようです。これから次式を導くことが出来ます。

log5

 ほとんど直感だけが頼りなので、厳密な証明はしませんが、計算上成り立っているんじゃないかなぁ。

 


― by まーちん @ 01:19 pm commentComment [6] pingTrackBack [0]

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